C卓:遥 唯祈『小さな花嫁が来た話』

GM名:遥 唯祈(はる ゆいき)

シナリオタイトル:小さな花嫁が来た話

シナリオ傾向:「和風・民話」「おままごとのような結婚生活」「可愛らしくてちょっと切ない」

使用ツール:Discord+ココフォリア

PL人数:PL1人

TRPG初心者対応:事前相談できるなら可

システム初心者対応:可

オンセ初心者対応:可

ペア参加可否:-

 

コメント :

ようこそいらっしゃいました!

こちらは、和風の昔話の世界に繋がってしまった“闇の森”のお話です。

しばらくのあいだ食べられない人間の子供に「むこどの」と呼ばれて過ごすケダモノの表情やセリフが心に思い浮かばれた方、どうぞおいでくださいませ。

 

イントロ情報:

▼基本情報

・想定プレイ人数:マスター1人、プレイヤー1人

・想定ケダモノ種:空を飛べないいずれかのケダモノ(性別自由)

 

▼舞台

人々が山野を切り開き、田畑を耕し年貢を納めて暮らしていた頃……(架空の和風近世)

 

▼むかしむかし

ある山間の村でのこと。

広い畑を見渡して、とある農夫が言いました。

「ああ、誰かがこの畑を全部耕してくれたら、

 俺の一番の宝物をやるのに!」

 

――ため息まじりのその言葉を聞きつけたのは、

なんとケダモノだったのです。

 

たやすく畑を耕してやったケダモノのところにやってきた「宝物」は、

宝石でもなく、書物でもなく、農夫の末の娘でした。

肉は食べ甲斐がなさそうですが、

なかなかに美味しそうな魂の持ち主です。

 

しかし娘は言うのです。

自分を食べるなら、1ヶ月後の「さとがえり」の後にしてくれ、と――

 

▼ケダモノ設定

“闇の森”に住むケダモノ。性別も自由。

空を飛べない設定であれば、どのケダモノ種を選んでも構いません。

(「空を飛べないミミルズク」などは可)

 

▼登場人物

・よね子(9歳)

山間の村の農夫の末娘。

畑仕事の礼として、ケダモノの元に押しかけ花嫁にやってくる。

 

▼イントロ予言

ケダモノは以下の予言を獲得してください。

〈予言:あなたはよね子と「さとがえり」をしてやりました〉

 

▼タブー

よね子のタブー:「さとがえり」より前に食べようとする

〈タブー予言:よね子は泣きながら闇の森のどこかへ走ってゆきました〉